コンビニで何気なく手に取ったねっとり甘い焼き芋——あの一本の裏に、50年にわたる農家の執念が詰まっていたとしたら、あなたはどう感じますか?
先日放送されたNHK『新プロジェクトX』のテーマは、「”たかが芋”とは呼ばせない 〜焼き芋 世界に羽ばたく〜」。見終わったあと、しばらく言葉が出てきませんでした。
「二級品」と呼ばれ続けた茨城農家の屈辱
舞台は日本一のサツマイモ産地、茨城県。かつてサツマイモは「安かろう、悪かろう」の代名詞でした。市場では買い叩かれ、農家の人たちが「どうせ芋だから」と自嘲するような時代があったことを、番組は丁寧に描いていました。
そんな現実を前に、ある一人の男が立ち上がります。
「このままでは終われない。サツマイモで世界を驚かせてやる」
ここから、孤独で過酷な50年の闘いが始まるのです。
「べにはるか」誕生!何万回もの交配が生んだ魔法の甘さ
番組で最も心を揺さぶられたのが、新品種「べにはるか」誕生の物語です。
何千・何万という交配を繰り返し、ようやく辿り着いたのが、スイーツのような甘さとねっとりとした食感。しかしそれで終わりではありませんでした。
「冷めても美味しい」という焼き芋の常識を覆すため、石焼きの温度・熟成期間を分単位・度単位で追求し続ける姿は、まさに日本のものづくりの真髄。地味で泥臭い努力の積み重ねが、やがて常識を書き換えていく——プロジェクトXらしいドラマでした。
世界が行列を作った!「YAKIIMO」が海を渡る日
かつて見向きもされなかった茨城の芋が、今では東南アジアや欧米で「日本の高級スイーツ」として人気を集めています。
輸出量はこの20年で100倍。現地の子どもたちが焼き芋を頬張り「デリシャス!」と満面の笑みを見せる場面で、思わず目頭が熱くなりました。農家の方々の半世紀にわたる苦労が、国境を越えて実を結んだ瞬間でした。
「信念があれば、世界は変えられる」——この言葉を噛みしめて
たかが芋、されど芋。
周囲にどれだけ「どうせ芋だろう」と言われても、自分の信じた道を歩み続けた男たちの物語は、職業や業種を超えて、すべての人の背中を押してくれます。
自転車通勤を続けながら、ブログを書き続けている自分自身とも、どこかリンクして見えました。地道な積み重ねは、いつか必ず形になる——そう信じさせてくれる神回でした。
まだ見ていない方は、NHKプラスの見逃し配信でぜひチェックを。今日の帰り道、絶対に焼き芋が食べたくなりますよ(笑)。
まとめ:焼き芋に込められた50年の執念
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 舞台 | 茨城県(日本一のサツマイモ産地) |
| キーパーソン | 農家の男たちの50年にわたる挑戦 |
| 転換点 | 新品種「べにはるか」の誕生 |
| 成果 | 輸出量20年で100倍、海外で行列 |
| メッセージ | 信念と執念が世界を変える |
あなたは今日、焼き芋を食べながら何を思いますか?ぜひコメントで聞かせてください!


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